帰刃(レスレクシオン)とかいうスペイン語

ブリーチの破面(アランカル)編にはオサレなスペイン語が沢山散りばめられていました。

例えばアランカルは恐らく"arrancar"「剥がす」ですね。

帰刃(レスレクシオン)は、「復活・再生」を意味する"resurreción"ですが、この単語の語頭のrとそれに続くrrは、いわゆる「巻き舌のr」なわけで...

 

無理やりカタカナ表記すると「レスレクシオン」

強勢を明示するために長音符を使うと「レスレクシオーン」

 

...という、日本語話者にとってはかなり発音が難しい語なのでした。

 ※しかもスペイン式の発音だと「シ」は舌を前歯で挟む"θ"になる

 

巻き舌のrを複数含む単語というのはスペイン語にはそれほど存在しないと思われ、スペイン語話者にとってはこの語の響きはクールなのかな?ダサいのかな?というのが若干気になります。

 

因みに十刃(エスパーダ)は"espada"、普通「剣」を表す女性名詞ですが、スペイン語版では複数形の表記が"Los Espadas"となっています。恐らくですが、"espada"を男性名詞として処理しているのではないかと。

※男性名詞の"espada"は「マタドール」の意味

これはちょっと不思議で、第1十刃が「プリメーラエスパーダ」"primera espada"と完全に女性名詞扱いになっているので、どうも用語の性が一致しないんですよね。